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最近気をつけている事は、敷居を踏まないようにすること!(挨拶

でもつい踏んじゃうんだよね。
別に理由もないんだけど、『横断歩道の白線を渡らなければならないゴッコ』の派生みたいなもんだ。
今でもたまにやるけど。
家の中に敷居が3つしかなくても、気がついたら踏んでるのはどういうことなんだ。

そんなことはさておき、本日もラスイレをお楽しみください。
ブログ拍手ありがとうございます!!いまさら誰も読まないかと思って不安になったけど
応援いただけてうれしいです!!(←胃がキリキリしてた

(ログ)
01
終わりを消す者達の(欠番)章 ~たった一人の大切な家族~
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「なるほど」
 仕事だ、と呼ばれて駆けつけたフォックスは、
 話を聞いてうなずいた。
「付近の表通りは局が封鎖済み。相手はこの閉鎖区域から逃げ出す事はない。
 住民も全員避難が完了していて、ここにいるのは局と俺たちだけ」
 目の前の、『Keep Out』と書かれた半透明で分厚いプレートを小突く。
 これは大通りと支流の裏通りを遮る、緊急時専用の閉鎖隔壁だ。
 シティマスターから許可が出たときのみ使用を許され、
 これによってこの地域一帯(表通り2本、裏通り4本分)は安全に封鎖されている。
 先ほどの路地はこの隔壁の先だが、設置を待っているあいだ全力で局員が耐えきっていたらしい。
 そこをたまたま3人が通りがかった、と。
「おう。上の許可も取ってるから、ドンパチやっても誰も文句言わねーぞ」
「ただ一つ問題なのは、封鎖した区間がかなり広いことだな。
 まずは相手を見つけて、追いつめる所からか....」
「そこは大丈夫ですよ。まだそのへんでドンパチやってますから」
「さっきからカコンカコン言ってるのは戦闘の音なのか?」
「....ええ、まあ.....一方的にやられてるんですけどね.....」
 話をしていた局員と、フォックスが後ろを振り向くと
 少し離れたところでまだ懸命に戦っているノコノコたちの姿が見えた。
「ところで」
 そして反対側を見ると、人のいないオープンテラスのカフェのテーブルに
 出前ピザの箱が山積みになっている。
「.....そろそろ食べ終わりました?」
「まってー、まだ17枚残ってるー」
「ちょっとカービィしゃん、ちゃんと切り分けて数えてくだしゃいよ!
 あと136切れある計算じゃないでしゅか!?」
 丸一枚のまま食べようとしているカービィの獲物を、プリンが反対側から
 引っ張って一切れもぎ取った。
「全部マルゲリータじゃない。よく飽きないわね」
 と、言いつつも両手に一切れずつ。
「事件現場にピザ100枚届けさせるなんて普通イタズラの域だろ!
 電話で言う時どんだけこっぱずかしかったか!3回念押されたんだぜ!?」
「届けにきちゃう業者さんも根性座ってるよねー。軽トラで配達に来るピザ屋、初めて見たよ」
 ここに来るまでに、封鎖されたはずの区域を猛スピードで追い抜いて行くトラックを見たフォックスだが、
 それを聞いて横の赤ノコノコに耳打ちした。
「こっちは何が何だか、さっぱり状況がつかめないんだが」
「.....報酬の一部を前払いにしろ、とおっしゃられまして.....」
 また振り返ると、もう17枚のピザが消えていた。
「ごちそうさまでした!」


「支部長ーーーッ!!」
 カービィが言うのとほぼ同時に、突然、無線機から叫び声が聞こえた。
 悲鳴はずっと聞こえていたが、こちらへ呼びかけてきたのは初めてだ。
「もう無理です、引き止められませんーッ!」
「よし、よく耐えた!総員、撤退だー!」
 返事を返すと、遠くでがんばっていた局員たちがクモの子を散らすように逃げ出した。
 ピザが届いてから5分間、匂いに惹かれてかこちらへ突っ込んでこようとする敵バイオウェポンを防いでいたのだ。
「....で、どうなんだお前ら。ハラはいっぱいになったのか」
「うーん、8分目に足りないってとこかなあ?」
「殴るぞ」
 若干本気のマリオを、ジョーダンジョーダン、となだめるカービィ。
 横にいたプリンが、机の上から地面へふわりと降りた。
「おかげさまで久々においしいものが食べられましゅたよ。
 腹が減っては戦はできぬ、でしゅからね」
「5分で100枚完食か.... こっちもバケモノだな.....」
 普段どんだけ腹減ってんだ、と言う思いと、
 敵でも味方でも関係なく恐ろしい奴らだ、と言う思いが
 フォックス(と、マリオと、それを聞いた局員たち)の頭に浮かぶ。
「どうせ掃除機のお化けですよー!」
 そう言っている間に、敵は見る見る、目視できるまでに迫ってきた。
「来たぞ!アレがターゲットだ!」
 一見すると巨大な犬だが、
 全身の毛は身体を覆い隠すほどに伸び、その中に隠された両眼が赤く光っている。
 首には首輪がついているが、もちろん飼い犬のようでは全くなく
 牙や前足の爪は鋭く尖り、誰も近づけないような威圧感を放つ。
 後ろ足は何か他の動物のような発達の仕方で、毛だらけの顔から突き出た鼻を動かしながら
 走る、というよりは飛び跳ねるように、しかし激しいスピードで
 こちらをめがけて一直線に向かってきていた。
 どんどん、聞こえる唸り声が大きくなってくる。
「バイオな狂犬だけど、くさってはないでしゅね」
「超けもじゃいけど、そこまで気持ち悪くはないかなあ」
「虫とか、目玉よりはな」
 冷静に感想を述べながら、それぞれ戦う体制に入る。
「それじゃあ、わ、我々も撤退します!」
「そのへんにいますので、御用があればどうぞ!」
 話相手だったノコノコたちも逃げ出した。
 道の途中にバリケードとして並べてあった局の車両が踏み壊された。
「まあ、あまりオーダーしたいと思う相手でもないわね....」
 そう言いながら、ピザ屋と化したカフェの席を立ち
 目前に迫ってきている相手の軌道上へ進み出る。
 斜め前に掲げた右腕の手首に左手を添えるような体勢を取ると、
 左手首のリングが光り、それがサムスさんの全身を取り巻き
 一瞬でパワードスーツに変わった。
「メインディッシュなら仕方ない。さっさと片付けよう」
「イェッサームスさーん! うわっ超久々に言った!」

 目の前に飛び込んできた相手を、空中でミサイルが吹っ飛ばす。
 飛んで後を追ったカービィが
「掟破りのォ....上から下に『ハイジャンプ』!」
 と追撃し、犬は地面に叩き付けられた。
 立ち上がろうと顔を上げた所に、ブラスターの連続射撃が毛に隠れた目を焼く。
 痛みを感じてか上げた咆哮は、あたりのビルの窓を震わせるほどだ。
 しかし、開けっ放しの口にプリンが「『シャドーボール』!」と叩き込み、
 一気に接近して「ついでに『ダメおし』でしゅ!」と鼻先を蹴り飛ばした。
「やっぱすげーな、あの人たち」
「バリエーションやばいからな。俺らカメとは違うわ」
 路地に逃げ込んでいた局員たちが歓声を上げる。
 しかし、先ほどまで戦っていた何人かが
「気をつけて!そのままじゃ終わりませんよ!!」と叫んだ。
 見ると、犬は再び唸り声を上げながら立ち上がるが、その周りには
 陽炎のような青い光がゆらめいている。
「来るぞ!」
 次元加速装置を使って、まだ鼻先にいたプリンをフォックスが回収した瞬間、
 犬の長い毛が逆立ち、前足がその居た場所をなぎ払った。
 加速次元である『イリュージョン』空間にいる彼と同じくらいの速度で。
「ひええ....!?危機一髪でしゅ!」
 そのまま犬は高速で、最初に撃ってきた相手めがけて体当たりを仕掛けた。
 が、アームキャノンと左腕でそれを受け止め、サムスさんは後方に押されつつも
 立ったまま踏ん張りきる。
「....なるほど、見た目によらず素早い訳か」
「サム姉ー!大丈夫ー?」
 上から降りてきたカービィが、大きく息を吸い込んで
「ふぅーーーっ!」と吹き付けた。
 意外な風圧に犬は目を押さえ、少し引き下がる。
 その隙に二人は距離を取った。
「私は平気だ。
 加速されたままだとこちらが不利だ、まずは動きを止めろ!」
「了解!」「でしゅ!」
 再び加速をかけたフォックスが、プリンを抱えて後方から飛び込んだ。
 驚く事に、犬の毛はある程度の範囲で伸び縮みし、自在に操れるらしい。
 なにかの触手のように高速で敵をなぎ払おうと振り回される毛を、
 同じスピードの世界にいるフォックスは避け、逃げ切れないものは光線銃で焼き切った。
 鼻先までたどり着くと、プリンが短い両手を上げた。
「『つるのムチ』!」
 足下からツタ状の草が無数に生え出し、犬の毛にからみつく。
 ほどけなくなった毛糸玉のようになり、意外な強度を持つ植物は
 完全に相手の自由を奪った。
 犬は再び鋭い咆哮を上げる。
 避けられない一撃を喰らわせようと、毛の届かない距離から
 スーパーミサイルの発射口にアームキャノンの形状を変え、その口へ向ける。

 しかし、思わぬ妨害が入った。

「待って!!
 ポチを撃たないで!!」

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To Be Continued.....
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毎回キモい事で評判のラスイレのバイオウェポン、
今回の敵のテーマは「夏に会いたくない奴」です。あつくるしい!!(エクストラは年中冬ですが
読んでくださる方々の期待値、とも言えるブログ拍手が
合計10を越えたら、挿絵描こうかと思ってます。ポチの。
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