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き、気づかなかった.....カウンターどうしちゃったの.....!!
初めての方も、いつもいらしてくださる方も、お越しいただきありがとうございます。
『ディケイド最終回感想』で検索かけて飛んで来た方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
でもキバーラかわいかったから俺は12月まで待つよ。

しかし最後まで誰にも言えなかった....
「アポロガイストって変身後アポロンに似てるよね」と....

(ログ)
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ところでpixivのほうまで妙に閲覧数うなぎ上りだなーっと思ってたら
思わぬところで『だむすとさむす』が紹介されてて超ビビッた。
あっさりスルーされててちょっと悲しかったけどいい夢見れましたありがとうございます。
終わりを消す者達の(欠番)章 ~たった一人の大切な家族~
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「どうするつもりなんだ?これから」
 バイオウェポンの消えた場所を見つめて、長い事うつむいて立っていた少年に
 リンクは再び声をかけた。
 周りでは局員たちが隔壁の撤去と通行止めの解除に走り回っており、
 始末屋たちは向こうの方でマリオとなにやら話している。
 ちょっとした平和な喧噪の中、二人の周囲だけは普段のように
 エクストラの冷たい風だけが駆け抜ける音を立てていた。
 空を見上げると、また雨が降ってきそうな雲の流れだった。
「きっと、ポチはお腹がペコペコだった」
 ケンネルはもう一度瓦礫の中を見下ろす。そこにはもう何もいない。
「僕なんか、さっきポチに食べられてればよかったんだ。
 どうせ行く場所だってないし、ポチがいないと何も見つけられないよ。
 そのうちその辺で死んじゃうんだ。
 だったら、最後にせめて、食べさせてやればよかった」
「君自身をか?」
 少しずつ歩み寄り、その横へ立つ。
「研究所のおじさんたちの事も食べ物としてしか見てなかったんだ。僕だって」
「そんな事をしていたら、あれは本当に『魔物』になっていただろう」
「......お姉さんは、もう化け物だって言ってたよ」
「そうだな。魔物だった」
 最後に見せたあの姿と、そして吼え声は、ケンネルの記憶に永遠に残るだろう。
 忘れる事の出来ない恐怖、そして自分の行ったこともろもろの代償として。
「だが、それ以前に君の犬だったんだよ。
 『たった一人の大切な家族』と分かって、そのうえで肉を食ったなら、もうただの化け物だ。
 でも、分かるか。ポチは君を食べようとしたんじゃなかった。
 爪を振り上げたんだ」
「......」
「それは理性のない化け物として襲ったのではなく、今まで君を信じていた分の裏返し、と言う事だ。
 君は思い出の中のポチに償うためにも、生きていかなければいけない」
 リンクは彼の前に屈んで、両肩に手を置き、少年の目を見据えながら言った。
「......
 .....
 ....うん......」
 ケンネルは、まだそう大きくはない手を握りしめた。
 紙切れのくしゃ、という音がする。
「ん?その紙はなんだ」
「....さっきキツネのお兄さんがくれたんだ。
 困ったらあとでここに来い、やるものはないけど
 生きていくつもりがあれば働く先を探してやるって。
 僕と同じくらいの歳の男の子がこのお店をやってるんだって」
 広げると、確かに狐屋への地図が書いてあるようだった。
「僕、行ってみるよ。
 ポチは許してなんてくれないと思うけど、
 今までポチが僕にいろんなものをくれた分だけでも、生きていくことにする」
「そうか、それはいい。僕もいつか力になろう」
「うん。....ありがとう!」
「礼なら、あとでもう一度彼女に言うんだ」
リンクは笑い、立ち上がった。
「....さあ、僕にもまだ使命が待ってる。
 さよなら、少年。また会う事もあるだろう!」
 そのまま、彼の事をずっと待っていた愛馬の方へ歩き出した。




 が、ケンネルの手元の地図が視界に入って、少し引き返した。
「....いや、やっぱり、その店まで案内しようか.....」
「?」



 

「字がアレなのは知ってましゅたが」
「まさか線もまっすぐに引けないとはねー」
 ひとしきり笑った後、ピンクだまどもは顔を見合わせて
 もう一度プー、クスクスと吹き出してしまった。
「う....うるさいな.....ネスとピカにはあれで通じるんだ!」
「あれ地図っていうか『○×ゲームの枠描くの失敗した』って感じでしゅたよ?」
「ヘッタクソだなお前、超がつくほどヘッタクソ.....」
「せっかくいいところで紙とペン持ってたのに、肝心の内容が.....ププッ
 ケンネルくんかわいそー.....」
「ほっといてくれ!」
「何事にも向き不向きはある。気にするな」
 と言いつつも、バイザーの奥で笑っているような気がする。
「さて、ところで報酬の話だが」
「あああそろそろ言い出すと思ったよ!
 お前もあのガキに冷たくしといて、お金大好きだよなあ!」
「僕はピザも好き!」
「ちぇっ、せっかく100枚もあったのに
 カービィしゃんのせいであっという間に消えちゃいましゅたよ」
 プリンがむくれると、サムスさんは思い出したように
 まだ持っていたピザの箱を左手の平に水平に乗せた。
「ごめんごめん。お腹すいてたんだよね」
「まったくしょうがない掃除機ボールでしゅよ。
 まあ、お腹いっぱいになるくらいは食べられましゅたが」
 パワードスーツが光に戻り、ぼんやりと四散して
 現れた金色のポニーテールが風に揺れる。
「片付けんの誰だと思ってんだよ。さっきみたいに箱も食えよ」
「うーん、箱はイマイチだった」
「そりゃ、気に入られても困るけどな....」
 アームキャノンから戻った右手が大きなピザの箱を開けると、
 中には当然あの特製ピザが入っていたが、
「!」
 それを見た彼女は、珍しく少し驚いた顔をしてひとりつぶやいた。
「.....犬用なのか」
「ああ、なんか妙に融通のきくピザ屋でな、
 犬のバケモンをおびき寄せるんだっつったら喜んで協力してくれたんだよ」
「あんなに揺らしたり投げたりしたのに、全然崩れてないでしゅね?」
「最近のピザの箱は保温装置と反重力発生チップが入ってて、どう扱っても中身は安全なんだとさ」
「へーえ.....
 サム姉?どうしたの?」
「.....いや」
 別に、と、そのままピザをカービィに手渡す。
 その手はどことなく投げやりだった。

「.....もしかしてさあ」
 一口でそれを腹に収めたあと
 思い当たるところがあり、カービィはおずおずと訪ねた。
「サム姉..... お腹すいてんの.....?」
「いきなり何を言い出すんだ、お前は!」
 そういうフォックスも思い出した。
 そういえばあの時、サムスさんの手には2切れのピザがあったが
 よそを向いて、振り向いた時にはもう後ろで17枚のピザが消えていた気がする。
 カービィとプリンが机の上に乗って激しく食べあさる中、彼女は普通に横に座っていた。
「あの、100枚ピザを食べそこねたなんて事は.....」
「.....」
「(まさか、今日ちょっとトゲトゲしいのもそれが原因でしゅか....?)」
「(お、おなかすいててイライラしてたって?)」
「(ああ、そういや口調もずっとあのまんまだったし....)」
「......」
 仲間たちがひそひそ言い合う中しばらく口を閉じていたが、ようやくひとこと。
「....
 そんな訳ないじゃない」
『(戻った!)』
「何度も横槍を入れられた分、余計な手間がかかったわ。
 少しでも誠意があるなら考えておくことね」
「ああ、うん、そうだよね.....え?何が?」
「金額の話よ」
 慌てて聞き返すカービィに、いたって冷静に言う。
 もういつものサムスさんだ。
「お、おう。あとで部下に書類届けさせて、小切手は用意しとくぜ.....」
「なるべく早めに」
 うん、出来るだけ早めに。とカービィ、プリンが同意する。
「支部長!隔壁の撤去完了しました!」
「ご苦労。よし、撤収すっか」
「了解です!」
 駆け寄って来た数人のノコノコたちは、始末屋らに向き直って
 揃って敬礼をすると、また走って向こうの仲間たちの元へ戻っていった。
「....じゃあな!」
 と一言言い残して、支部長も去っていくのだった。

 
「私たちも行きましょう」
「そうでしゅね。やっと片付きましゅた」
 うなずいて、こちらも帰路を歩き出す。
「ところで、晩ご飯はどうすんの?」
「もう晩ご飯の話でしゅか!まったく、その食い意地はどこから....」
「でも、まだ報酬はもらえないしさあ。冷蔵庫カラッポだし」
「あ.....」
「どうすんの?」
「.....かつおぶしか、日の丸ね」
 話す3人の後に付いて歩きながら、フォックスはふと、後ろを振り返った。
 もうケンネルの姿はなかった。
「たった一人の大切な家族、か.....」
 そうつぶやくと、何か記憶の隅にひっかかるようなものがある気がしたが
 首を振って、また足を進めた。
 
 そして突然、盛大に転ばされた。
スコーン!!
「す、すいません!あれ捕まえるの、手伝っていただけませんか!!」
 唖然としかけた丸とキツネが道の先を見ると、
 シャツだけを着たカメが恥ずかしそうに、全力で
 道をすっ飛んでいく自分の緑色の甲羅を追いかけている所だった。
 

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 ....僕らの時に終わりはない......
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ちくしょう思いついたオチぜんぶ入れたらよくわかんないことになったぜ!!
やっぱり〆が苦手だッ......!!(くやしい
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